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発達障害の子を持つ母親は、苦しみがち。

周りから言われた言葉で傷つき、自らを追い込むことが多いからだが
 →2017/7/8母のせい

それでもどうしてこんなに思い悩むのだろうと考えた。


具体的に何が問題なのか?

子どもを産んだからにはそれなりに子育てに夢を持つ。

やってみたいこととか、こうなってほしいだとか

そうしてお出かけしたり、習い事を始めたりするわけだが

うちの場合、なぁ太には難しいことばかりで何度も壁にぶち当たった。
 →2017/6/19 3,4年の男児の崩れの中で


子どもが思い通りにならないのが苦しいの?

思い通りというわけじゃなく

せめて学校に行ったりとか、お友達と遊んだりとか

そういう普通の生活を送れたら、そりゃ…。


普通って何?

それってなぁ太にとって普通ではないよね?

トマコの理想なだけだよね?


そもそも子どもはいつか自分の道を見つけて歩いていくよね?

どれだけ理想の習い事をさせても

進路に口を出して思い通りに育てても

結局子どもは子どもの人生を見つけるよね?

そうなったら親は子どもを

一人の別の人生を歩む人間として切り離して考えていかなくちゃいけないよね。


発達障害だからとかじゃなく、子育てって結局そういうもんで

だれしもみんな、いつかはそういう思いをするわけで

トマコはそれを今しなくちゃいけないというなら

その思いをするのが早いか遅いかだけの問題じゃないの?



そう思った瞬間

今まで胸につかえていたものがストンと落ちて

いろいろ諦めていたトマコに活気が戻ってきて
 →2017/7/26発達障害を抱える子の進路

3月中旬、ソフトボールの体験に行き始めたり
 →2017/6/17習い事をさせたい

4月、そのノリでなぁ太に部活を進めたり
 →2017/6/30中学校の部活

そうこうしているうちに本当に入部できたりして

今、こうやって歯車がかみ合ってキレイに回り始めた状態なのです。
 →2017/8/20療育の成果の現れ方 


たぶんこれはきっと、一つの大きな山を越えた瞬間だったんだと思う。

とても大きな山で、もう越えられないかもしれないと思っていたものが

「なーんだ、みんな通る道なんやん」

と思えた瞬間、ヒョイっと越えれたという。

そんでまた次の山にぶち当たる、いつものパターンなんだろうけれど。

その時もまた何かのきっかけで乗り越えられるんだろう。

そうして私は母になっていくんだろう。

子育てを通じてすごくたくさんの勉強をさせてもらっていると本当に思うのです。


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