初めてのコロナ日記(全10話)
初めから読む2

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コロナ陽性が確定したなぁ太


ところがコン吉は月末に修学旅行だし

私たち親は外で仕事があるし

これは…
絶対にうつるわけにはいかない…!!
なぁ太を部屋から出してなるものか!!


と、なぁ太完全隔離生活を送っていたわけだが


やっぱり心配ですよ、親だもの


こうして爆撃連続電話攻撃をしかけていたら

なぁ太本人はトマコからの電話に出なくなるし

マサオはトマコをやんわりと止めてくるし

そんな状況にトマコはヤキモキしていたけれど


でも、なんていうか、その


鬼のように病状確認の電話をかけ続ける自分の姿が

かつてトマコの弟に鬼電かけてた実母の姿とダブって見えてゾっとし
 →過干渉姑と化した実母

結果としてトマコは己を取り戻したのでした


トマコ「でも病状確認の電話には出るべきだって思うの、もし何かあったら」
マサオ「寝てるだけ、解熱剤が効いてるんだから起こしたらかわいそうと思うの」

どちらも親の愛

続く

初めてのコロナ日記(全10話)
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