三男たい蔵が抱える問題(全15話)
 ●初めから読む


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「子どもの発達に問題を感じたら早めに動いておくべき」なのは

結果としてそれが子どもを守ることになるからで

それはつまり

●病院の当たりはずれや先生との相性
●そもそも病院予約に半年待ち
●療育施設の種類の把握や確保
●祖父母や周囲の理解
 →身内の理解のなさ

こういった環境を整えるのに、とても長い時間がかかるからだ


「子どもの発達に多少問題はあるが、大きな問題が起きたらその時動けばいい」という考えで

いざ子どもが成長したときに想定外の大きな問題が起きてしまうと

どうしたらいいのか分からず慌てふためく羽目になり

渦中にいる我が子が不安定になっているから親はドッシリと構えておくべきと分かっていても

進むべき道を失いどこを目指せばいいのか分からない親の不安は計り知れず

その不安は子に伝わってしまい

更なる悪循環を招くことになるのだ


まあ、これトマコがなぁ太にしてしまったことなんですけどね!!


いやもうほんと、なぁ太の時にこそ、ちゃんとした対応をしたかった

でも、なぁ太の経験があったからこそ、たい蔵の時には早めの対応が可能だったわけで
 →そしてなぁ太に慰められた


こうしてたい蔵は幼稚園に行けなくなったけれど

週二回の療育施設、病院の療育を隔週で受けながら

トマコにとっても信頼できる相談先があるということで

幼稚園と連絡を取りながら

そんな日々を過ごすうち

たい蔵は少しずつ変わっていったのでした


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