夫婦の形・マサオの父親道(全9話)
 ●初めから読む

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なぁ太が幼稚園に入園したことで、発達の問題が浮き彫りになってから5年間


父マサオには何も言わず、母トマコだけ攻撃する身内と対峙したり
 →身内の理解のなさ

なぁ太の移動を認めない学校と戦うためにたくさんの機関を回ってみたり
 →書籍2

かと思えば突如発生した父子問題にも全力で取り組んでいたら
 →父子問題


「疲れた」とか「休憩しよう」とか、自分を労わることを考え付く暇もなくて

その先には想定外の大きな沼が口を開けて待っていたのだけれど


もうね、本当に動けないの

病院に行かなくちゃと思っても、もう自分のために動く力が全く残ってない

過去描いた「逃げることの難しさ」の極限の状態のように
 →逃げることの難しさ

眠ることも話すこともできずただじっと座っているだけ


そんなトマコの様子に異変を感じたマサオは

家事をしていないトマコに対して何も意見せず

ただ毎日外に連れ出して日常の会話をし

帰ってからは子どもたちと一緒に最低限の家事をこなしていて


部屋は散らかっていったし

ごはんだって今までのような栄養の良いものを食べたりは出来なかったけれど

そんな日々を送っているうちになぜかひどく安心できて

ゆっくりと時間をかけてトマコは再び動けるようになっていったのだけれど


今回落ちた沼はトマコ自身に大きな傷跡を残し

それが原因で、我が家の形はまた少しずつ変わっていったのです

夫婦の形・マサオの父親道(全9話)
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