



トマコの超新人時代、うどん屋の先輩が大爆発した日
家でマサオに話を聞いてもらっていると
高3の長男なぁ太が会話に入ってきて、彼の仕事論を語り始めた
いやでもうちの先輩はそんなにひどい人ではないんだよ、と思ったものの
それはどうやら
「自分のバイト先にどうしようもない人がいて
その人が新人を怒鳴り散らすばかりで困っている」
からだったようで
でもなぁ太の話を聞いていると
確かに谷本さんは大爆発したけども悪人には思えない人だし
それがその店の全てではなく
なぁ太みたいに考えている人もいるのかもしれない、と思い
トマコは
「とりあえずできるようになるまで続けてみよう」
と決意したわけだが
その陰には
「続けていればこの仕事は自分にもできそうだ」とか
「自分が使えるようになったら周りの反応はどう変わるんだろう」
という好奇心もあったわけで
それが結局ポジティブ思考につながっていったわけだが
そんなある日
「新人を叱らない」と言っていたなぁ太がバイトから頭を抱えて帰ってきたのでした
続く
新人母のうどん屋と高3息子の目線編(全6話)

トマコのうどん屋・超初心者編を読みたい方はコチラをどうぞ
→トマコ45歳、はじめてのお仕事編(全20話)
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