今日も社宅の公園へ。




蒸し暑い…。




ホント蒸し暑い!!




ココはミストサウナか。(´Д`;)




茶碗蒸しってこんな気分なんだろうな~と朦朧としていると…。




同じ社宅に住むミキちゃん(5才)が駆け寄ってきた。




目ざとくなぁ太の持っている箱を見つけ


「その箱なぁに~??」


トマコはちょっとロマンチックに


「これはなぁ太の宝箱で、なぁ太は宝物を探しに来たんだよ。」


なんて答えてみた。




ホントは嫌がるなぁ太に無理やり持たせた、ただのお菓子の空き箱なんだが。




宝箱とか宝物って口に出して言ってみたいじゃない??




きっとその言葉を言う自分に酔ってたトマコ。




この時咄嗟についた小さなウソがどういう結果を引き起こすかも分からずに…。




無邪気に宝物という言葉に敏感に反応したミキちゃんは大喜び!




711-1

「なぁくん!ミキが宝物取ってきてあげる!!

 だから大事な箱、ちょっとだけ貸してね??」




あうっ!!Σ(´Д`*)




かわいいこと言うじゃないの~~!!




女の子イイ!!(・∀・)




そして砂場で何やらもくもくと作業し始めたミキちゃん。




なぁ太はというと。




711-2

オレシラネ。





ゴルァ!!Σ( ̄□ ̄||)




あんたの宝物探してくれてんのよ!!




ちょっとは協力するとかないの!?




まぁ1歳児にソコまで求めても無理であろう…。




そもそも彼は邪魔くさかった箱がなくなってせいせいしていたんだろうし。




しかし!!




10分後。




ミキちゃんが持ってきた箱の中身を見てなぁ太は大喜び!!




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ソコには貝殻や色とりどりのビービー弾が入っていたのです!!




711-4

なぁ太は中身を覗いたり、シャカシャカ振って音を喜んだりとホント嬉しそう!!




これできっとあの箱は彼の宝物になるだろう。




母の思惑通り♪(ノ´▽´)ノ




ウシシシ!!(≧m≦*)




ミキちゃん、ホントにありがとう…(ノ´▽´)ノ




711-5

ってオイッ!!!Σ(゚д゚;)




ミキちゃんの好意を完全無視かい!!




なぁ太は非情!!




なぁ太は非情…!!




ミキちゃんはちょっと怒り気味。




そりゃそうだ。




10分かけて集めた貝殻、それが1秒でポイですもの…




711-6

それでも一緒に貝殻を拾ってくれるミキちゃん。




ミキちゃんちにも1歳児の妹がいるから、子供の扱いはある程度慣れているのね。




なぁ太に本気で怒ることはしませんでした。




ミキちゃんてばオ・ト・ナ♪




しかしそんなミキちゃんを尻目に。




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なぁ太はいきなり箱をガッシと掴み




711-8

振り向きざまにポーーーーーイ!!




アンタなんてことをーーーーー!!!!

Σ( ̄□ ̄||)




ミキちゃんの好意を細部無きまでに叩きのめしてしまいました…。




そうよね。




そもそもソレ、大事な箱なんかじゃなかったんだもの…。




トマコの勝手な野望で宝箱にしちゃっただけなんだもの…。




次からは


「その箱なあに?」


と聞かれたら


「要らない箱。

 無理やり持たせてるの。」


と素直に答えようと思った、トマコ三十路まであと8ヶ月の出来事でした。




だれかこのカウントダウンをとめてぇ~~~!!


あぁでもいいの。

心はハ・タ・チ…(つД`)

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