ほんと良く食べる。

米だけを。

食べないと分かってても出します。

職人芸です。



あいつ米しか食わん。


米なんて炊くだけなのに。


よっぽど手間かけて作ったおかずはすごい勢いで捨てる捨てる。


出した瞬間放り投げる。


お陰様でおかずキャッチがうまくなったトマコ。



オリンピックにこの種目があればイケると思う。



まぁでも。


なぁ太がいるから一歩置いて見れる。


あぁ、そういう時期なんだなと。


炭水化物しか食べなくて、栄養面大丈夫かなとか。


好き嫌いさせちゃいけないんじゃないかとか。


一人目の時は色々考えたっけ。


結局、食べない時は何しても無理だったもんだ。



「三つ子の魂百まで」ということわざの意味も。


三歳までの躾が大事だということかと思っていた。


違うね。


三歳までは躾なんて無理だったね。


三歳までも、悪いことは悪いと言っておくことは大事だったけど。



それよりも。


三歳まではあんなにも母を求めてた甘ったれが。


三歳過ぎると、母がいなくてもソコらを走り回って遊ぶ少年になってた。


つまりあれか。


三歳までは目一杯抱きしめとけってことなのか。



躾は、叱ることが増える分信頼関係がすごく大事だと思う。


叱っても愛されてることを信じられる信頼関係。


「愛してるよ」ということだけを目一杯与えられるのが三歳まで…ってことなのかな、と今は思う。


実は違うのかもしんないけど。


トマコは勝手にそう信じている。



子供は、成長と後退を少しずつ繰り返しながら大きくなっていく。


コン吉も。


今はちょっと休憩中なんだろう。


米だけでもいいじゃないか。


お腹いっぱいになるならば。


食事することを楽しいと思っているならば。


それだけでいいじゃないか。


成長する日はまたいつかやってくる。


その日まで、のんびり待とう。



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