いつも言ってるコトなのに!!

よりによって人んちに~!!

なんじゃい?

そ、それは…!!



時々なのだが。


なぁ太が悪いことをした時に。


咄嗟に手が出てしまうことがあった。



その反面。


なぁ太がコン吉を叩いた時。


トマコは叱っていた。


叩いてはいけないんだよ、と。



まだ三歳だと思っていたけど。


もう三歳。


暴力はダメだと言いながら。


暴力を奮う母の矛盾に。


小さいながらも、ちゃんと気づいていたのだ。




なぁ太にコレを言われた時。


私は。


ドキッとして。


申し訳なくなって。


そのあと、なんだか嬉しくなった。


自分の中の不満を。


言葉にして母に伝えることができるようになったことが。


ただ単に嬉しかった。


これはきっと、簡単なようで難しいことだから。



今回、なぁ太の心の内を聞いて。


トマコはなぁ太に謝った。


「そうだね、ママが悪かったね。

 ごめんね。

 叩いちゃダメってママ言ってるもんね。

 ママも叩かないようにするよ。」


公園に向かって、トマコの前を歩いていたなぁ太は。


振り返らずに、ただ「ウン」と頷いただけだったけど。


でも、前を歩くその小さな背中は。


なんだかちょっぴり嬉しそうだった。




子育てに「正しい方法」なんてないし。


母は完璧な人間ではない。


でも人間だから。


過ちに気付いて反省することが出来る。


いつでもよりよい方法を考えることが出来る。


やってしまったことはもうナシには出来ないけど。


その分フォローすればいいだけの話で。


頭を打ちながらも学んだことは。


未来の自分の糧になる。



いつでも道は修正可能なのだ。



育児は育自。


子供から学ぶことはすごく多い。


これからも、子供の声に耳を傾けて。


自分育てを楽しもう。



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