ブログが荒れたらどーしようとか色々考えたけど、もういいや。
書きたいこと、書きます。
荒れる前提で言うけれど、私は自分を素晴らしい母親とはちっとも思っていない。
むしろダメな母親だと思っているし、はたから見てもそうだと思う。
育児に自信がないし、不安がってばかりいる。
どーんと構えていたいのに、ちっとも出来ない。
多分、私のリアルな知り合いが見たら、上記を読んで頷くと思う。
本当にそれくらいに私はダメな母親なんです。
だけど、今回私は書きたいことを書く。
それは今までと同様、バカな自分が気付いた、普通ならば当たり前のことで。
けれど、それは決して上から目線で教えてやる!という気持ちで書くのではなく。
ただ、本当に書きたいから。
それだけなんです。
・・・
10月中旬。
トマコはなぁ太を連れて、病院に行きました。
なぁ太に障害があるかを、調べに。
夏休み前、お遊戯に全く参加しなかったなぁ太。
けれど夏休みが明け、準備体操以外すべて参加出来た運動会。
徐々に出来ることは増えていった…のだけれど。
やはり、全てに参加できるようになったわけではなく。
まだまだ気分によって参加出来たり出来なかったり。
朝もなかなか教室に入れない日もあったりした。
更には同じクラスのハイレベルなお子様に比べ、なぁ太は色々と幼くて。
それは12月生まれというのもあるかもしれないけれど、それだけでなく。
あげく、円形脱毛症もちっとも治らないし。
むしろゆっくり増えていって。
トマコの不安要素は消えなかった。
それでも楽しそうに幼稚園に通うなぁ太を笑顔で送り届ける反面。
この子は大丈夫なのだろうか、と。
いつもそう思っていた。
とは言え、言葉の教室に通っていることもあり。
夏休み明けに、見違えるほどやる気を見せたのもあり。
とりあえずこの状態でのんびり進めばいいのかな…と思っていた頃。
ある人に、言われた言葉。
「なぁ太を病院に連れてったことある?
言葉の教室に通っていること自体が普通じゃないんだよ。
障害があるか一度診てもらった方がいいよ。」
ショックだった。
確かに、出来ないコトは多い。
それもあり、言葉の教室に通っている。
けれど、言葉の教室に行く=普通じゃない…という言い方はいかがなものか。
今でも、これだけはないと思う。
だが、彼女の言葉は私の状態を心配してのものだった。
「障害があるかもしれないし、ないかもしれない。
けど実際に今、なぁ太のことで苦しんでるんでしょう?
白黒ハッキリしてラクになるのはトマちゃんだよ。
もしなぁ太自身に何かあるなら、出来るだけ早く療育を受けた方がいいし。
そうじゃないならそれはそれでラクになるんじゃないの。
トマちゃんの為にも行ってみたらどうかな。」
夏休み開けてからのなぁ太の成長ぶりを見ていると、ソコまでしなくてもいいんじゃ…と思ったが…。
ハッキリさせたい…と思ったのも事実だった。
それに、療育の良さも知ってた。
早期に受けた分だけその後が違うのだということも。
知り合いに障害を持った子がいるのだけれど、早期の療育を始めたその子はすごく落ち着いていて。
むしろなぁ太よりちゃんと幼稚園生活を送れてるくらいで。
実際なぁ太も言葉の教室に行き始めてからの良い変化もあったので。
今、目先の状態だけ見るのではなく、10年後のなぁ太が生きやすくあるために。
なぁ太にぜひ療育を受けさせたい…と思い始め。
トマコは病院に行こうと決心したのだけれど…。
それを幼稚園の先生に相談しても。
ママ友達に相談しても。
言葉の教室の先生に相談しても。
みんながみんな
「いや、なぁ太くんは大丈夫だよ」
と言う。
けれど、その時の私は疑心暗鬼で。
「お世辞で言っていて、本心じゃないんだきっと…」
という思いに捕らわれていて。
病院に行くと決めてから、診断結果が出るまで。
すごく不安だった。
すごく苦しかった。
この頃のトマコは、なぁ太が障害でも障害でなくても。
どっちでもよかった。
ただ、疑い出したらキリがなくて。
どちらか分からないというその状態が、すごくすごく苦しかった。
どちらなのかハッキリすれば、進む方向性が決まって。
なぁ太も私もラクになるんじゃないか、と思ってた。
だって、もし障害があるのだとしたら.
今のこの幼稚園に通わせていること自体がすごく大きな無理だったりするのかもしれない。
治療、療育、何かを行えば少しでも生きやすくなるだろうに、私の無知でそれをさせてないことが一番の問題なのかもしれない。
このままのんびり成長過程を見守るという選択が、いずれ大きな間違いになるのかもしれない。
近くの個人病院から大きな病院を紹介してもらい、受診した。
まずは先生から問診。
案の定モジモジするなぁ太。
ちっとも先生の質問に答えなくて。
それでもまずは調べてみましょう、ということで。
その二週間後に、モジモジしながら知能検査を受け。
更にその二週間後に、診断結果を聞きに行くと…。
やっぱりその日もなぁ太はモジモジしていて。
私の後ろに隠れたままで。
それでも小さな声で挨拶はなんとか出来て。
でも自己紹介はママと一緒じゃないと出来なくて。
その様子を見て先生は、言いました。
「なぁ太くんみたいに、初めての空間に慣れにくい子ってのは3パターンいてね。」
一つは新しい場になじみにくい自閉症、発達障害
一つは質問自体が理解できない知的障害
一つは精神ストレスがかかりやすい性格というか個性」
そして先生は知能検査の資料を読みながら言いました。
「なぁ太くんは知能検査は4歳児のごく平均レベルで、小学校の授業に出ても大丈夫なくらいのIQはあってねえ…」
「検査の日の様子も検査の一つでね。
それも担当した先生から聞いてるよ。
やっぱりモジモジしてたねえ。
初めはすごく不安がってたねえ。
けどじっくり考えることは出来たねえ。」
「結果を先に言いますね。
なぁ太くんは…」
「性格、ですね。
障害ではありませんよ。」
その言葉を聞いた時、トマコは…
なぜかホッとはしなかった。
明日に続く。
申し訳ありませんが、本日はコメント欄を閉じさせて頂きます。
続きを掲載した明日公開しますので、叱咤等ありましたら明日よろしくお願いします。
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