前回の続きです。

まだの方は前の話からお読みください。



なぁ太の幼稚園シリーズ

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トマコはびっくりした。

なぁ太がそんなことを考えていたってこともだけど。

なんであんなに不安だったんだろうって。

なんでそんなに心配してたんだろうって。


そして、気づいた。


違う。

違う。

心配してたのはトマコだ。

不安だったのもトマコだ。


入学時検診の秋から。

トマコはずっと不安でいた。

そして。

時々なぁ太に言ってしまっていた。

「なぁ太、そんなんで小学校大丈夫なの?」

と。


なぁ太はそんなトマコを見て。

そんなトマコの言葉を聞いて。

ちょっとだけ不安だった気持ちが、どんどん大きくなっていったんだ。


もうね、すごく反省した。

なぁ太の胸が苦しくなるくらい追い込んだの私か!!って。


それに気付いた時、すごく自分を責めたけど。

ふとなぁ太を見たら、以前のなぁ太に戻っていて。

やっぱり時々小学校が不安になるみたいだけど。

それでも一度乗り越えただけあって、悩んだ分だけ前向きになっていて。


小学校に向けて、カタカナだけでなく漢字の勉強まで意欲的にするようになったり。

何度こけても諦めずに自転車のコマ外しの練習をするようになったり。

兄弟仲も以前と同じ、普通の状態に戻ったり。

かと思えば、ケンカの原因も自分達で解決出来るようになってたり。


そんななぁ太の様子を見ていたら、トマコの頭も冷えてきた。


なぁ太に手がかかることは事実。

その為の予防線を張ったことはきっと、間違っていない。


ただ、間違っていたことがあったとしたら。


トマコは、ドンと構えておかなくちゃいけなかったんだ。

母を見て、なぁ太が安心していられるように。

母を見て、なぁ太が前に進めるように。

トマコの不安を、なぁ太にぶつけちゃいけなかったんだ。



思い切り環境が変わる小学校。

大人数の集団生活。

どうなるかは分からない。

思い切り挫折するかもしれないし。

案外ひょうひょうと馴染んでるかもしれない。

けれど、トマコに出来ることはしておいたから。

あとは、ドンと構えてなぁ太の様子を見ておこう。

どう転んでも、対応していこう。

今は、彼が迷惑をかけたらどうしよう…とは思わない。

ただ、ただ、小学校でなぁ太が少しでも過ごしやすくありますようにと、それだけを願う。



けれど、今回のトマコの対応に。

大げさじゃない?って言う人もいるだろうし。

事実そう言われたこともある。

自分でもここまでしなくてもいいのかもしれないと思ったことも、正直ある。

けれど、実際幼稚園入園時に激しくつまずいた子だから。

幼稚園に入ったばかりの頃、黙って見てるだけだった時、ちっとも良くならずむしろ悪化していくばかりで。

すごく後悔したことがあったから。

 → なぁ太の幼稚園シリーズ

後で悔やむくらいなら突然の対応が出来るようにしておこうと思う。

10年後の彼が生きやすくあるために。

ただ、そのためだけに。

今は手を抜いちゃいけない気がする。

子どもは放っておいても親の手を離れていくのだから。

子どもの様子が良く分かる今だからこそ、余計に。



卒園まであと半月。

入学まであと1ヶ月半。

今は日々穏やかに、これから始まる新しい生活を楽しみにしている私達です。




長らくトマコのドロロ~にお付き合いくださりありがとうございました。

これを読んでトマコに腹が立った方もいるでしょうが、ごもっとも。

本当、至らない母だと思います。

不安であっちフラフラ、こっちフラフラ。

そりゃあなぁ太も大変だよ。

情けない母親だよ。

でもそのせいか??

コン吉の時はスムーズに行けてる気が…。

第一子だから余計に悩むことも多いのかな、とも思うがそれだけでもないような。

これからも色んな問題に直面して、その都度頭を打つだろうけれど。

悩んでもがいて自分なりの道を見つけていくのかな。

こうして私は母になっていくのかな。

ちゃんとした母になれるといいな。

トマコ、母親6年生。

右に左に頭を打ちながら、これからも頑張っていきます!

読んでくださりありがとうございました。



さーて、明日から心機一転!楽しく行くぞー!

つーかネタが貯まりすぎてどうしたらいいのやら…!



※携帯からのコメントは受け付けていません 。
 申し訳ありませんがご了承ください



【21:00追記】

たくさんのコメント、メッセージ、ありがとうございました。

もし、かつての私のように悩んでいる人がいたら。

皆様から頂いたコメントもぜひ読んでほしい。

私の話よりももっともっと深い世界と、いろんな目線からのいろんなお話があって。

私だけじゃないんだ、と安心できたり。

そういった見方もできるんだ、と新しい発見をしたり。

そういうときは、こうすればいいんだ、と解決法を教えてもらえたり。

きっときっと、すごく励まされると思います。

今の私のように。


私がこういった難しい話を載せることをありがたいと言ってくださる方もいますが、

むしろ私はこういう話を載せた時の皆様のお話に、逆に勇気づけられています。

これからも落ち込むこともあるのでしょうが、その時はまたブログに書くかもしれません。

その時はまた、皆様のお話もぜひ聞かせてくださいね。


たくさんのお話、本当にありがとうございました。

またつまづいた時は、このコメントを読もうと思います。



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