家庭訪問シリーズ(全6話)
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180430-1

180430-2

小さい頃からなぁ太には

なぁ太のことを教え続けてきた
 →なぁ太のこと


成長したなぁ太は母の意見に耳を傾けなくなるだろうから

幼いうちから自分を知ることを何度も教え

それを身に付けさせることで

彼自身が進むべき道が見えてくると思ったからだったのだけれど
 →詳しくは書籍1で描いています


案の定

中学2年生になったなぁ太は自分の道を作り始めたが

家庭訪問で知った心配事のために
 →心配事

ストップをかけた母の言うことを聞くはずもなく

むしろ自分が進むさまを見ていてくれと

胸を張ってではなく

なんだか考え込む様子で言ってきたとき


思ったのです

ああ、私に出来ることはもうないのだな、と


今までなぁ太の道を作るのは私の役目だった


小学4年生で支援学級に入れて
 →小学校の支援学級 

中学校でも支援学級に入れて
 →中学校の支援学級

特別支援学校に進めたらよかったのにと思ったこともあったな
 →支援学校の良さ

高校からの進路をどこにしようか悩んでもいた
 →高校をどうするか


子どもの進路を丸ごと決めることは、私にとって相当な重圧だったけれど

これからもずっとそれをするのが私の役目だと思っていた


だけど今

なぁ太自身が自分の道を作り始めた


こっちに進む!と暴走しているわけでもなく

自分の特性と照らし合わせながら

どの道が自分に最適なのか

自分自身はどうしたいのか

壁にぶつかり頭をぶつけつつも

じっくり、じっくり、考えながら進んでいて

そんな自分を、一年通して見ておいてと母に言ってきたとき


その時やっと私は

なぁ太の人生の手綱を引くのではなく

彼の人生を見守る存在になれた気がしたのでした


この子は将来どうなるだろうという心配に

ずっと押しつぶされそうになっていたけれど

頭をぶつけつつも進む強さを得たなぁ太を

これからもずっと見守っていこうと思います


長くなりましたが

家庭訪問シリーズ、やっと終わり☆

4月中に終わってよかったw


家庭訪問シリーズ(全6話) 完結
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