新人母のうどん屋と高3息子の目線編(全6話)
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トマコの超新人時代、うどん屋の先輩が大爆発した日


家でマサオに話を聞いてもらっていると

高3の長男なぁ太が会話に入ってきて、彼の仕事論を語り始めた

いやでもうちの先輩はそんなにひどい人ではないんだよ、と思ったものの

それはどうやら
「自分のバイト先にどうしようもない人がいて
 その人が新人を怒鳴り散らすばかりで困っている」

からだったようで


でもなぁ太の話を聞いていると

確かに谷本さんは大爆発したけども悪人には思えない人だし

それがその店の全てではなく

なぁ太みたいに考えている人もいるのかもしれない、と思い

トマコは
「とりあえずできるようになるまで続けてみよう」
と決意したわけだが

その陰には
「続けていればこの仕事は自分にもできそうだ」とか
「自分が使えるようになったら周りの反応はどう変わるんだろう」
という好奇心もあったわけで

それが結局ポジティブ思考につながっていったわけだが

そんなある日

「新人を叱らない」と言っていたなぁ太がバイトから頭を抱えて帰ってきたのでした

新人母のうどん屋と高3息子の目線編(全6話)
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