助けてください。
助けてください。
間違えるんです。
シャツとパンツ。
いっつも言っちゃうんです。
パツとシャンツって。
これはアレか。
米国の罠か。
そもそもなぜこんなに似てる名前を付けたんだ。
同じ下着類に、似通った名前を付ける必要なんてないだろう。
シャツもパンツも、止めの言葉に同じ「ツ」を使うだなんて、一体どういう嫌がらせなのか。
花も蔑むトマコ37歳、脳も衰え始めるお年頃。
こんがらがるに決まってるじゃないか!
いや待てよ。
そもそもシャツとパンツっていう名称で呼ぶからおかしなことになるんじゃないのか。
モノにはいろいろな呼び名がある。
何もこの名称を使う必要はないんだ。
そうだ。
シミーズとパンティって言えばいいじゃないか。
うん、そうだ!
それがいい!
なんてナイスなアイデアなんだ!
シミーズとパンティ。
ここまで違う言葉だと間違わないに決まってる!
パツとシャンツ、なんて言って、なぁ太に突っ込まれる日々とはおさらばだ!!
今日から我が家はシミーズとパンティだ!
ブラボー!
私ブラボー!
ダメだ。
シミーズとパンティなんて言ったら小学生男児どもが喜び狂うに決まってる。
そんな展開は避けたい。
絶対に避けたい。
だって夜は寝ないといけないだろう?
出来れば速やかに寝てもらいたいのが母親ってもんだろう?
ヤツらのテンションを上げすぎないことも、夜の母親の仕事でもあるわけなんだ。
しかも問題は3歳のたい蔵ちゃんよ。
いろんな言葉を覚えている段階のたい蔵ちゃんは「パンツ」と「シャツ」がなんなのかも覚えているわけで。
新しい言葉をどんどん覚える必要があるのに、せっかく覚えた名称を違う名称に覚えなおさせるのはちょっとかわいそうというか。
そんな頭があるなら違う言葉を覚えましょうよ是非って思ってしまうっていうか。
だったらやっぱりシャツとパンツはそのままの名称でいったほうがいいわけで。
トマコは今日も迷走しているのです。
米国、許すまじ。
【いつも応援ありがとう】